2008年06月

みんな頑張ってる

昨日は日曜日の講演があり会場に出かけていきました。県内で働く保育士さん達の集まりで「食育」についてお話をしたのです。


休日にもかかわらず遠くから来た熱心な先生達がじっと話しに聞き入ってくれます。昨日も働いて又今日も出かけてくるのです。みんな頑張ってる、そう思うといいかげんな時間を費やすことは出来ない、と講師としてもテーマに沿っての話に熱が入ります。


私の講演はいつもレジメ通りに終わったことがないのです。

しゃべりながら相手の反応を汲み取って話を進めるので時にはかなり脱線してしまうことも、しばしば。。。。

随時質問も受けるので結構納得のいく顔つきで聞いてくれるのがなによりです。


家族がみんなで揃って食べることの大切さ。そして絵本を読んでやることの大切さをわかってもらうことです。

食事の内容もさることながらみんなで一緒に食べることが、どれだけ子どもに安心感を与えるか。それを父兄に教えて下さい、と説得します。

又心模様を育てるのが絵本です。でも忙しくて親に読んでもらえない子が多いのです。せめて幼稚園でそれを実行してください。という趣旨で終わりました。

たくさんの拍手と握手で会場を去りましたが、この時の握り締めた手に感じる達成感がたまらないのです。

アスリートが一番でゴールをきった時もこんな気持ちなのでしょうか。
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そばの花

季節外のそばの花が可憐に咲きました。去年「大好きなのよ」と言ったら生徒さんの一人が自分の家で栽培しているそばの種を持ってきてくれたのです。去年の秋に見事に咲いてくれた花のタネがこぼれていたのでしょうか?2本だけひっそりと梅の木の下で咲いているのです。見つけたときは、びっくりしました。
秋のそば畑を見たことがあるでしょうか?そりゃぁきれいです。真っ白で畑の中に飛び込みたくなるくらい胸がキューンとします。

米の出来ない寒冷地の細々とした土地でも育つというそばの生命力はたくましいのですね。飢えをしのいだそばを今私は観賞用に育てて楽しんでいます。

少しうしろめたい気もしながら。。。

すみれなどの可憐さではなく、もっと質素で素朴な可憐さです。でもこれが
たまらなくいいのです。

キッチンや居間に2~3本、小さなびんに入れて飾っておくだけで、すごく

ゆったりとした気分になれます。

園芸店では売ってはいませんけどそば農家に頼んでおくとゆずってもらえるそうなので機会があったら是非『自分だけのそばの花』を育ててみませんか?

ほのぼのとした小さな幸せが訪れそうな、そんな気がします。
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