冬になると風邪をひかないよう人一倍気にします。なぜなら１０年ほど前に風邪を、こじらせて肺炎になりかかったからです。薬は大嫌いなので、出来るだけ食べ物で風邪を追い払うようにしています。であれば、やはりかぼちゃが一番です。なにせカロチンが多いから。で、冬至でもないのに『冬至かぼちゃ』を頻繁に作ります。作り方は、いたってカンタン。まず、かぼちゃをよく洗い水滴がついたまま上下４分づつチーンします。カンタンに半分に切れます。種を取ってから、ざく切りにして、鍋に水少々と共に煮ます。柔らかくなったら大まかにつぶして市販の小豆の缶詰を加えて混ぜます。隠し味に塩を少々加えると甘さが利いて美味しくなります。残りの半分は、やはり柔らかく煮て、つぶしきゅうりを加えてマヨネーズとヨーグルトで和えます。これで「パンプキンサラダ」が出来上がり！色が黄色で、とてもキレイです。試してみて下さい。きっとかぼちゃが大好きになりますから＿＿。

お休みをしていたら、もう季節は初冬。このところ食育からまりの講演の依頼が多く今月は６つもあり、もうピークです。食べることが、やがて命にかわるものだ、ということが今、ここにきて見直されています。朝ごはんを食べさせられなくて幼稚園の先生の部屋に「おなか、すいたよ～」と入ってくる幼児がいたり、米を研いだり炊いたりするのが、面倒でいつも夕食がやきそばや買ってきたお弁当だったりする家庭もあるそうです。反面、テレビでは料理やグルメ番組が氾濫しています。お料理を大切にしているお母さんがいる一方で、どーでもいい、と思っている母親もたくさんいるのは本当に残念でなりません。
まづはお米をちゃんと食べていれば健康にはなんら問題はありません。納豆、卵、のりが強い味方です。あとは時間があれば（作るのが本来なのですが）
野菜がたっぷり入ったみそ汁かトマト味（ミルク味でも）のスープがあれば
かなり、いい食生活といえます。
飽食の時代に『いい食生活』をキープしていくことは貧困の国よりも大変なことかもしれません。